第69回全国理容競技大会

2017年観戦レポート!in和歌山

ヨシタカ・ラストチャンス!

ヨシタカ3度目の全国挑戦!

クラシカルファッションカテゴリー最後の年!

華やかレディース部門

選手たちの熱い戦いの行方は!?

 

全国理容競技大会

名実共にその年の一番上手い技術者を決める大会。

誰もが認める業界最高峰の大会で理容師なら誰もがこの舞台で戦うことを夢見る。

競技はモデルを使うメインの部門が3つある。

第1部クラシカルファッションカテゴリー 第2部レディースパーマスタイル 第3部門メンズニューヘアーgain-G

そのほかにウイッグを使うレディース部門 50歳以上のフリースタイル部門 メッセージ大会などが行われる。

我がグランツエッセのヨシタカは第1部門の出場権獲得でエントリー。

今回で全国大会の挑戦は3度目になる。

努力の成果は実るのか・・・?

 

熱い選手たちの勇姿をご覧ください!

 

 

平成29年 2017年10月16日

和歌山ビッグホエール

グランツエッセからは車で90分!スタッフみんなで来ました!

しかし、あいにくの雨・・・

ヘアーコンテストにおいて雨は大敵。

競技前の朝の仕込みが水分を含み崩れるからだ。

大会会場にはもうたくさんの選手とモデルと関係者

雨のため会場入り口はごった返し!

プロが使うハサミをはじめいろんな道具やお店の椅子やシャンプーユニットなどなど

たくさんのお店が出店している!見ごたえあるぞ!

 

 

開会式がまもなく始まるのでみんなで並んでスタンバイ!

選手入場!!

まずは、ゆるキャラたちが!

先頭は和歌山紀州犬のきいちゃん・・・らしい

続いてサインポールのバーバーくんとシャンプーちゃん(たぶん)

選手たちが入ってきたぞ!

京都の選手団です!ヨシタカの姿が!がんばれ!

各都道府県大会、ブロック大会を勝ち進んできた選手たちが一堂に会する

ヨシタカの出番は一発目!

オープニングに太鼓の演舞と・・

火縄銃の乱れ打ち!凄い音です!

選手宣誓は地元和歌山の選手です!

長い開会式が終わりいよいよ競技です!!

いざ!!

 

 

1部 モデル入場

まず、ヨシタカの出場する第1部門のモデルが入場です!!

 

この部門のモデルはみんな凄いカラーです

究極のカラー技術も審査の対象です

もちろん普段の営業でここまでのカラーを施術することは無いかもしれません

しかし、コンテストとはそんな究極の芸術性を競うものなのです

 

第1部門 クラシカルファッションカテゴリー

競技開始!!

カットに入るヨシタカ

カットシュミレーションは頭に入っている。抜かりは無い

しかし、それはどの選手も同じ

競技会とは技術をどこまで突き詰められるかの勝負

ほんの少しのミスで勝ちが逃げる

あわせて芸術性も評価の対象である

技術と芸術センスを研ぎ澄ませる

 

この部門はカットとセットで40分、時間はぎりぎり、無駄なことは何一つ出来ない

競技は40分だが25分以内にスタイリングには入れない決まりだ

 

みんな特徴的な凄いカラーである

 

日本人の黒い髪にこんな鮮やかなカラーを施すのはすごく手間と技術が必要

 

しかも根元から4〜5色に分けて塗る部分もあり、ほとんど正気の沙汰ではない

たぶんカラーだけでも数週間前からしてるはず・・

最後の仕上げに丸1日かけることは珍しくない

 

もしも、お客様からのオーダーであったとするならば・・・

 

技術者によって変わりますが、時間は3日、料金は15万円というところでしょうか・・・

 

ま、パリコレの前衛ファッションをみんな着ますか?ってことでしょうね。

 

でもそこには新しいデザインと技術に対するを追求があるんですね

選手たちは純粋に提示された規定を元に精一杯の自己表現をするのです

 

そこには本当に寝る間も惜しんで完成度を高めようとする健気な姿勢があります

 

そんなこの部門ですが・・・

なんと・・・

このクラシカルファッションカテゴリー部門

今年が最後になります

 

数年続いたこの部門ですがいったん終わりとなり来年よりガラリと内容が一新いたします

 

よってこの部門最期の年として、誰もが優勝を狙う気持ちがより高まっているのは間違いありません

 ヨシタカももちろんそうです

心配なのは気持ちが入りすぎ、から回りしないか・・・ということ・・・

 

本番に緊張しないで競技できる人はそういません

(僕もそうでした・・・)

始まると手が震えます

手が震え練習どおりに仕事が出来ないことがあります

その時一番の助けになるのは・・・

積み重ねてきた練習なのです

積み重ねた練習があればそんな頭が真っ白になったときでも

体がちゃんと動いてくれます

気持ちがはやって手が震えても練習の積み重ねが助けてくれます

どんな手先の器用な人でも練習しないで優勝は絶対に出来ません

 

毎日のコツコツ積み重ねる練習がやっぱりいつかは実を結ぶんですね

楽して勝てない!ということです

ま、楽もせず練習を積んでも勝てないときは勝てないんですが・・・

でも、「夢は逃げない あなたが夢から逃げるだけ」(田中トシオ先生)の言葉どおり

やめなければきっといつかは・・・

 

技術職を生業としてる私たちはやっぱり「仕事が上手い!」と褒められることが何よりもうれしいものです

お客様にそう言ってもらえる日のためにこうして競うのかもしれません

そして第1部門の競技も残りわずか・・・

みんな最後の仕上げです!

ヨシタカ!どうだ!!

クラシカルファッションカテゴリー競技終了!!

ヨシタカ 高々と手を上げる!

 

 

競技が終わりモデルが前の審査スペースに移動する

作品である頭を絶対に揺らさないように

そぉ〜〜〜っと そぉ〜〜〜っと そぉぉぉぉ〜〜〜〜〜〜〜っと

ゆっくり進みます

審査時間は45分 審査委員は8名 もちろんプロ中のプロです

これからはモデルさんの戦いになります

座り方ひとつをとっても大変重要で

いかに作品がよく見えるかを考え選手が指示を出し

モデルはその通りに微動だにせず座ります

ほんとうにモデルさんにはご苦労をかけます

 

競技をするにあたって一番大事なのはモデルさんです

 

 

モデルさんがいてこその選手なのは間違いの無いこと

だから意思の疎通がちゃんとできたモデルさんとめぐり合うことができ、

全国大会までコマを進められたということだけでも、ここで競う選手たちはすごいのです

私の場合、競技をするにあたりモデル関係の心労が疲れ全体の8割を占めます

練習して自分がつらいしんどい・・なんてことは微々たること

それよりもモデルさんがしんどいのではないか、嫌になってきていないか・・・など

そんな心配が大半なのです

 

モデルさんといかに仲良くなっても

 

直前に断られる・・・なんてことが無いとはいえません

(断られるよりもっとひどい結末もちらほら聞いたことあります)

モデルさんが社会人ならなおさら、仕事にも影響は出ますし、ましてやこのヘアースタイル・・・

それに大会は通常月曜なので仕事も休んでもらわねばなりません

その上、練習では何時間も拘束します

それでも一緒に優勝しようと協力してくれるモデルさんは選手にとって神様です

 

だからこそ選手もいい成績を残したい!モデルさんに喜んでもらいたい!と思います

しかし、優勝するのはこの64名の中の1人・・・

上位8名が入賞ライン

敢闘賞5名と上位3名

 

審査の行方は・・・

 

 

競技スペースではレディース部門の競技が!

パーマを施したスタイルであることが条件

 

カラーは派手にならず落ち着いた雰囲気が規定だ

京都代表の西選手 がんばれ!

 

髪は女の命とよく言われますが

その髪を任せる事になるのだから選手とモデルの絆は硬くなくてはなりません

今回この第2部は人間モデルを使う競技と・・・

もうひとつ、マネキンウイッグを使う部門があります

ウイッグはウイッグでまた難しい課題もある がんばれ!

 

 

第1部は審査時間が終わりに近づく・・・

ヨシタカのモデルさんはがんばってくれているぞ

審査終了!お疲れ様!!

力尽きて倒れてしまうモデルさんが!

救急隊員が駆けつける一面も・・

それだけモデルもギリギリの戦いだった

 

 

表にはいろんなお店が!

食べたいものがいっぱいあったが雨がきつくなかなか行けなかったぞ

 

 

 

会場ではレディース部門が終わりモデルが審査スペースに移動中

もちろん、ゆ〜〜〜〜っくり ゆぅぅ〜〜〜〜っくり

華やかなレディース部門はフリースタイルなので

いろいろなデザインがあり見ているだけでも楽しいぞ

 

ポーズがそれぞれのコンセプトによって違うのも面白い

かわいい系やかっこいい系清楚系やエレガント系・・・

 

モデルの雰囲気とヘアースタイルの調和も大切

 

デザインを実現するカットラインの組み立てやカラーの配置も設計図を書くほど緻密でもある

ただ空いている椅子がある事からもわかるように

この部門は全国大会であるにもかかわらず

MAX人数の64名のエントリーが無いという寂しいことだった。

 

「競技で腕を磨いてライバルと切磋琢磨する!」

という事をする選手が減った現状は業界の存続にもかかわる

もっとたくさんの人に競技の良さを伝えたい・・・

もっと競技人口が増えることを祈ります

 

そのためにもここに集う選手には各県のリーダーとなってもらいたい!

  

それと同時に「この部門に出て自分を試してみたい!」「この部門を突き詰めてみたい!」

と思える魅力ある部門にして欲しい

マニアックになりすぎて現実離れしすぎるとパリコレの前衛ファッションのようになる恐れも・・・

 

でもやっぱり競技会なのだから難しい事で競いたいと思う人は多いのでは?

 

どこまで究極にキレイなカットが出来るか?

どこまで誰が見てもキレイなセットが出来るか?など・・・

やはり匠の匠による匠のための技術の張り合いの場であって欲しい

そんな意味からも来年の部門変更は楽しみだぞ!

2部のニューヘアーマージュは決まったスタイルだけに

よりカット技術やブロー技術の評価がシビアになって面白い

デザインの多様性が無く少し華やかさは無くなるかもしれないが楽しみだ

 

そして1部も今よりはカラー的に地味にはなるがかなりやってみたい部門だぞ!!

来年はもっとたくさんの選手が出そうで楽しみだ!!

マスターシローも1部エントリー予定しています!

 

 

見学に来ていたフミヤ発見!

この春から大阪のジョイボックスというお店で修行をはじめましたが、

半年を待たずになんとカットもするスタイリストに昇格しました!

忙しい毎日で充実してるとの事で安心しました!

ヨシタカのモデルさん、実はフミヤの友達でした!

 

ロビーには審査を終えたモデルたちがやってきました

 

いい作品にはたくさんの人が集まり写真攻めです!

 

このスタイルも今年が最後!

カラフルで華やかでしたね!

 

 

会場では第3部門ニューヘアー(gain-G)の審査が終わったようです!

(写真が無くすいません)

 

 

50歳以上限定のマスタースタイリスト部門も作品が出揃いました!

 

フリースタイルなのでいろんなデザインがあって楽しいですね

 

京都から大森選手と西選手の2名がエントリーしています

大森選手の作品

 

 

レディース部門のモデルさん

 

 

 

第3部の京都代表 松居選手とモデルさん

 

gein-Gのモデルさん

 

 

ヨシタカとモデルさん お疲れ様

 

 

会場ではメッセージ大会が行われています!

全国各ブロック地区の代表が熱い想いを熱弁します!

 

 

閉会式&表彰式

みんなでヨシタカを見守ります

 

会場には全選手とモデルと関係者がすべて集まった

京都選手団もまとまる

 

前のモニターに大会の模様が写される

 

熱い大会がよみがえる

 

ひたむきな姿は感動だ

 

競技をしない業界人たちに見てもらいたい

 

そして、ぜひ挑戦してほしい

 

そう言う私も来年は再び挑戦したい!

 

 

表彰式

メッセージ大会の上位3名

優勝は東北協議会の瀬川選手

おめでとうございます!

 

 

マスタースタイリスト部門は京都がやった!

京都代表 大森選手 見事優勝!!

うれしさ爆発!

おめでとうございます!

 

 

第1部 クラシカルファッションカテゴリー部門

敢闘賞5名

ヨシタカ残念!ここには入れなかった・・・

優勝は福岡 牟田口選手!

しかも準優勝も牟田口選手!

なんとご夫婦でワンツー!!すごい!!

すばらしい!!おめでとうございます!!

 

 

第2部 レディース部門(ウイッグ)

優勝は福井県  鷲野選手

おめでとうございます!

 

 

第2部 レディース部門(人間モデル)

敢闘賞5名

上位3名!

優勝は大分県 後藤選手

圧倒的に少ない理容女子=理女子が1部に続きまた優勝!!

おめでとうございます!すばらしい!!

 

 

第3部 ニューヘアーgain-G部門

敢闘賞5名!

そして!準優勝は!!

京都キターーー!!!!

松居選手準優勝!!すごい!!やった!!

 

優勝は熊本県 吉田選手

おめでとうございます!

 

松居君!やったね!!

上位3名!

おめでとうございます!!

 

 

うれしい松居選手

もらったメダルを・・

モデルさんに・・

かけてあげました!

モデルさんには本当に感謝なんですね!!

 

 

 

京都選手団

みなさんお疲れ様でした!!

 

 

ヨシタカは残念ながら悔しい結果となった・・・

くしくもこの日、ヨシタカは誕生日だった。

涙があふれるが、切り替えてまた進め!!

モデルのマナブくん

本当にありがとうございました!!

 

 

 

 

みんなお疲れ様

帰りにみんなでご飯食べて帰ったよ

 

こうして2017全国理容競技大会は幕を閉じた

ヨシタカは今年にすべてを賭けて挑んだが結果は昨年よりひとつ上がったものの12位でした。

しかし、64名の全国代表の中での12位は立派!

悔しいだろうけどこれを次のバネにしてほしいものです。

ヨシタカはグランツエッセを2018年卒業する予定なので

次は全国大会でライバルとして顔をあわすことになるのかも・・・

 

本当はもう少しグランツエッセにいて欲しい存在なのですが・・・

実家の岡山に帰ってもその秘めた熱さを忘れないでいて欲しいとおもっています。

(ちなみに来年2018年の全国大会開催地は熊本県です!)

 

グランツエッセで一緒に腕を磨いてみたい人いませんか?

グランツエッセはスタッフ募集中です!

 

 

 

感想なんか聞けると嬉いなーinfo@glanzesse.com まで

 

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