そこには純粋な職人魂があった
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コンテストってすごくおもしろい。
あの、息づまる緊張と、終わった後のあの開放感。技と技がぶつかり合い、勝ち負けを超えた何かがそこにある。
理容師として職人として、やりがいのある、なんてすばらしい仕事なんだろう。出会えた僕はきっと幸せものだ。
技術を磨き、精神を鍛え、全国の猛者が毎年一つの場所に集う全国大会は、各都道府県大会と
地区ブロック大会を勝ち進まねば出場できない。
たった40分の競技時間に選手は命をかける。
すごく、緊張しているのに、頭の中はやけに冷静、技術行程は考えなくても、体が勝手に動く。
46名の全選手は、みんな選ばれ勝ち抜いたプロなのだ。
1万人の観客も息をのむ・・・。
素人のはずのモデルさんも、長い間練習に付き合わされ、目が肥えてくる。
練習の時も、ずいぶん仕上がりについてアドバイスしていただいた。
本番の大会でも、仕上げるのは選手だが、その後の長時間におよぶ審査の間はモデルの戦いなのだ。
スタイルが一番かっこ良くきれいに見えるように、ひたすらビシッっとしていなければいけない。
まさに、2人3脚の戦いなのだ。
全国から勝ち抜いてきた選手たちがスタートの合図 でいっせいに動き始める。 みんな、一つのものを極める喜びを感じながら 自分の限界に挑戦する!! |
広島大会の会場 でかかったなー! 天井の真ん中にはでっかいアストロビジョン があってよく見えた! |
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ジョンはフロリダに帰ってんのかなー!(ストラクチャー&クラシカル部門のモデルさん) |
審査は、もちろんその道のプロの理容師ばかり、その先生方たちも昔はコンテストに燃えた事だろう。
審査のポイントは、
★規定に基づいた形であるかどうか
★左右前後のシルエットにいがみがなくバランスがとれているか
★表面のツヤや毛の流れは奇麗か
★そして作品のトータルな仕上りが、いかにモデルとあっているか・・・・
ぎりぎりの時間の中で選手は自分の最高を出すため限界に挑む・・・・・
(近畿大会ストラクチャー&クラシカル部門のモデルさん)
このとき大会会場は京都の都メッセでした。大きいとこでした。
勝負は勝たねばならない。
しかし、それよりも大切な事は、どれだけ、自分の一生懸命を楽しめたか!?なのである。
負けても笑顔いっぱいの人もいれば、勝っても不満の残る顔をする人もいる。
一生懸命にうち込むものが見つかった人は幸せですね。
僕もこの気持ちを忘れないように、これからもがんばろうっと・・・・
フォーマルカット&アイアニング部門
男性美を見せる理容の基本的なスタイルを、アイロンで仕上げていく部門です。
写真は、僕のモデルのジョン君と北村君と一番長い付き合いだった竹村君です。
みんなありがとう
史朗
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