63th Japan Hair Festival

2014年 日本理容技術競技大会

通称 難波大会

快進撃ヨシタカ!

またしてもマスターシロー破る!

ブロース部門 ヨシタカ準優勝!マスターシロー3位!

クラシカルバックドライヤー部門 マスターシロー優勝

  

 ヨシタカの実力は証明された!

 

今年もやってきました!難波大会!(なんばたいかい)

正式名称はジャパンヘアーフェスティバルというが昔は選手数が2000名を越えるようなマンモス大会のため

難波の府立体育館で行われその広い会場が選手でごった返していたものだった。

最近は選手数の減少から会場が変わったものの親しまれた通称で今も呼ばれている。

この大会は昔からレベルも高くこの業を仕事とするものなら一度は難波で優勝したい!と願い挑戦したものだった。

規模は縮小してもその職人技を極め競う熱さは今も昔も変わらない!

 

マスターシローも2年前の61回大会から復帰しブロースという部門でしのぎを削っている!

61回大会 62回大会とブロース(角刈り)で準優勝を獲得したが強力な絶対王者の前に敗れた。

またヨシタカは今年から急成長株で4月の技友会大会、東京のTHDCで見事優勝している。

これでこの難波大会の優勝を手に入れれば名実ともに日本一といって過言でなかった・・・

 

そんないろんな思いがこもった大会の一部始終を見よ!!

 

 

写真はマスターシローの作品

左がブロース(角刈り)、右がクラシカルドライヤーの作品

平成26年 6月2日 京橋IMPホール

そびえる大阪城のすぐ横に会場となるIMPホールがある!

 

やってきましたIMPホール!

駐車場も横にあるから荷物が多くても安心!2500円は要るけどね〜(-公-;)

 

今回も娘のアンナ同行。カメラ係と荷物もちである。

京都より出場の大森さんも一緒に来たぞ・・・

 

なつかしい!純子に一番に遭遇!!

この4月から実家へ帰りバリバリがんばっているぞ!

昨年はこの大会のクラシカル優勝者だけに今年もエントリーだ!

 

カメラを向けると昔の笑顔が自然と出てくる!イイネ!

 

 

ご両親も応援観戦に!

ほんとに純ちゃんはご両親と仲が良く、いつも大会には一緒に来てるぞ!

 

さ、マクドで朝食食べていざ!出陣!!

 

 

会場へ行くとコンテスト仲間がいっぱい!!

 

仲良し2人組み!純子とさやかっち

こう見えてもこの2人は基本部門でバッタバッタを男どもをなぎ倒す強力な腕を持つ!

 

続々と懐かしい面々が・・・

東京から来るもの、福岡から来るもの、滋賀や兵庫、もちろん大阪も。

再開を喜ぶコンテスター達

 

 

なかでもびっくりしたのが滋賀の眠れる匠の異名を持つ 平井くん

なんと今回3つの部門にエントリー!!!

しかも、このいでたちでこの大荷物で電車でやってきた!!!ケースに入ったウイッグが不気味!!

 

 

会場に入る前にウイッグ出して品評会!!

( 」´0`)」(笑)すごい!!

 

福岡からやってきたサッシーことレゴリスヘアーデザインのオーナー指方さんと中村君

 

受付は長蛇の列

 

開会式が始まります!

 

平井君は3種目出るから用意が大変です

すごい荷物!

 

大阪の網野君は開会式で宣誓の旗手を勤めます!

 

 

 

開会式

厳粛に開会式が始まりました!

ちょっと睡魔に負けそうな時間です・・・

 

式が終わって早速第1ステージが始まります!

マスターシロー、ヨシタカ、純子、平井君、サッシーなどなどが多数出場するクラシカルドライヤー部門です!

 

この部門はカットなしのセット競技です。

ドライヤーやブラだけでクラシカルラインのスタイルを仕上げます。

セット競技の難関部門ですがエントリー選手も一番多い人気部門です。

今回は34名のエントリーです。

 

ヨシタカもクラシカルの腕を上げてきました!

 

マスターシローはエントリーナンバー1番なので観客のまん前でやります・・

 

 

競技開始

20分間で仕上げます。

 

純子も気合入ってます!

さすが昨年優勝者!

 

ヨシタカも練習のように出来たらいい線いくぞ!

 

実家へ帰って腕が落ちたと言われたくない・・・

 

たぶんマスターシローはこの部門最年長

しかし、クラシカルの精度を出すのは年季と勘だけでは無理だ!

やっぱり練習しなければ出来ないのだ

 

  

純子もこの部門で名を売っただけに下手な作品は作れない・・・

 

梳き付けに入っている。すごく細かい作業だ!

 

梳いたあと整髪料をつけ固めます。手で面をならしていきます。

 

 

競技終了!

第1ステージ終わりました。

 

 

 

 

早速第2ステージ  ブロースが始まります。

マスターシロー、ヨシタカも2種目エントリーなので休む間がありません。

 

唯一始まるまでの準備時間が休憩タイムです。

写メ撮る余裕があります・・・

 

2連覇中のブロースクイーンさやかっちとその師匠中村さん、東京からの刺客今井君、兵庫の匠・藤田さん

そしてグランツエッセからヨシタカとマスターシロー!ほかにも強豪ぞろい!

 

ステージの隣では基本カットミディアムという部門も準備中です

これも大事な部門で理容師ならば初めにマスターしなければいけないスタイルです。

 

準備中の後ろ、壇上ではクラシカルドライヤーとワインディングの審査が行われています。

 

この部門は年齢層が広く上は毎回おなじみの81歳の岸田選手もエントリーされています。

すごいです!前列真ん中の方です。この方の息子さんもエントリーしています。

親子で戦えるなんて理想ですね。毎回恒例の横断幕も!!

 

競技開始

いっせいに職人の手が動き出します!

年齢層が広いことからこの部門がいかに大事で極めがいがあり、また極めるのが難しいかがわかる

いや、一生かかっても完璧な作品はそうは出来ないのかもしれない・・・。

 

だから面白い!

 

ヨシタカはこのブロースで岡山大会3連覇しているぞ

 

マスターシローはまず天頂を平らに切っています。

ブロースではこれがすごく大切。

しかし丸い頭から生えてる髪をまっ平らに切るのは並大抵のハサミ技では無理だ

 

そのうえ完全ドライカットなのでものすごく切りにくいのだ

 

マスターシローがしてるハサミの切り方を直鋏(じかばさみ)という

これが安定しないと絶対に平らに切れない・・・。

 

コアフィールドゥの中村さんと弟子のさやかっち

このコアフィールドゥは新大阪近くにお店を構えるブロースの名門店だ!

店長の中村さん、さやかっち、また先輩の田中さんは近畿チャンピオンでもある

ブロースに関しては多分一番トロフィーを獲得している店であろう

 

マスターシローもこの種目を極めたく始めたが想像以上に奥が深い!

 

ブロースクイーンのさやかっち

たぶん日本中でも今この種目をさせたら彼女に勝てる人はそうはいないだろう。

 

右の方が81歳の岸田選手

81でもバリバリの現役でしかもこの眼光の鋭さ!職人である!

 

ヨシタカの奥隣がその岸田選手の息子さんの岸田選手 

親子ですごい!

 

兵庫の藤田さんも相変わらず職人らしい鋭い目つきだ!

 

汗止めのバンダナもむなしく横から汗がしたたってます!

 

みんな最終調整だ

2ミリ切りすぎたらもういがんで見えてしまうほどこの部門はミリ単位の精度が求められる。

なので年季と勘だけではカバーしきれないほどのシビアな種目なのだ

 

仕上げの直鋏をかける

上半身がどれだけしっかり安定させられるかで変わってくる

 

 

競技終了

 

 

おわった〜〜

2種目はやっぱ疲れる!!

 

岡山からヨシタカのご両親が応援に!!

ありがとうございました!

 

コアフィールドゥの2人

ブロースの名門店だけにこの種目にかける意気込みはハンパない

 

かつてはこの大会でブロース連覇経験を持つ藤田さん

一時代を築いた貫禄である

 

 

おわってホッとしています。

アンナも写真係がんばりました・・。

 

 

マスターシローの作品が審査から帰ってきたので公開します

先に言っときますがミスは多々あります。つっこまないように・・

 

 

 

 

フェイスブックにも練習したときの作品は良いのも悪いのもよく載せます

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「京都 村瀬史朗」で検索!

 

 

 

 

第3ステージではフリースタイルと全国種目が始まっています!!

 

 

若さのパワーにあふれていますね!!

みなさんいい顔しています!!

 

 

壇上では審査が終わったブロースを見ています。

 

一見みんな同じように見えますが近づいて見たら形の良し悪しは一目瞭然です

が、しかしいくら良くても完璧な作品はそうはないです。

どれだけミスを減らすかの戦いです。

 

ヨシタカはさすがだぞ!

全体をパッと見ても上位は間違いない!よくまとめた!

 

やはり自分のは見れば見るほどミスが目立つ・・・

でもグランツエッセ2人で記念写真!

 

さやかっちはさすがだ・・

彼女の繊細な仕事はそうは真似はできない。

まるで機械で切ったかのような面のそろい方だ。

 

  

ブロースのことをまだあまり知らない若い理容師さんはぜひこういう職人仕事を出来るようになってください。

若いうちに磨いておかないと絶対にこういう仕事は一生できないよ

まさか、必要ないとか思ってないよね・・・

そう思ってる理容師さんがいたら考え直したほうがいい

何事も基本が出来てないと結局真似事で終わっちゃいますよ。

ブロースやクラシカルは基本のかたまりです!

 

競技場では熱戦が続いている

滋賀の平井君も3種目奮闘中!

 

2種目は聞くが3種目に挑戦しようという意気込みがすごい!

その上彼は7月の近畿大会も滋賀代表で出るのだ。

 

女性理容師の姿もあちこちに・・・

現在理容業界は人手不足で業界のイメージアップと成り手推進確保が急務である。

とくに女性理容師が熱望されている!

レディースエステシェービングは理容師しか法律上できないからだ!

その上理容の仕事自体、女性の感性や技術力が活かせるからだ。

 

若くかっこいい理容師がどんどん増えて美容との垣根をとって欲しいもんだ。

 

そのためにもカッコだけでなく確かな技術を磨いて欲しい。

 

みんな熱心に観戦している!

 

網野君もモチベーションが高く将来有望株だ!

 

平井君は賞金で家族をTDLに連れて行く計画・・らしい

いいパパだ。

 

完成間近!がんばれ!

 

自分の会心の作は出来たか!

 

この日のためにたくさんの練習をつんだことでしょう

 

技術で一番になりたい!そんな純粋な職人魂がひかります。

 

若い理容師の真剣なまなざしはかっこいいですね。

 

 

全種目終了!!

 

 

 

いや〜終わってほっとしました・・

 

審査のあとは一般公開もあります。

間近で見るチャンスです!みんなカメラ片手にいい作品に集まります。

 

レディースの作品

 

デザインがいいですね

 

かわいい感じですね

 

平井君の作品

カラーも大変なんです。

 

完成度高いぞ!

 

グラデーションが難しいぞ!

カラー技術を磨くことも理容師として大切です。

 

 

  

ニューヘア VitA

これをフィンガーブローで作ります!

 

いい作品を熱心に見る人の目は輝いていますね!

 

 

表彰式!

難波大会のトロフィーはかなり値打ちあるぞ!

 

おめでとう!!

 

やったね!

 

クラシカルアイアニング部門で滋賀の平井君!見事優勝で賞金GET!

 

各部門の入賞者たちが壇上に!誇らしいです!

 

おめでとう!!

 

さてそして次にマスターシローとヨシタカ、純子、滋賀の平井君と田中君、福岡のサッシーも出ているクラシカルドライヤー発表!

今大会で一番多い選手エントリー数でした!

 

4位敢闘賞   平井君

そして

 

池田好孝!のコール!

3位だった!!

・・・

そして優勝!

・・・

やりました!

マスターシロー取りました!!

おっさんパワー見せれました!

本当は若い子に打ち負かして欲しい・・・とも思っています。

そして現役引退したようなおっさんにももっともっと出てきて欲しいです。

また来年!

かかってきなさい!!

 

  

ありがたいことに賞金までGET!

娘に取られそうになりました!

 

 

そしてもうひとつの種目・・ブロース!!

ハサミ技術の匠を決める由緒ある部門です!!

昔からブロースがちゃんと刈れたら一人前といわれます。

 

5位・・・岸田選手

4位・・・中村選手(さやかっちの師匠)

 

そして・・3位!!

・・・

 

村瀬史朗!!

うっ!呼ばれた!!しかし正直、思ったより良かった!

 

そして・・・準優勝!!

 

池田好孝!!

おしい!!!!ヨシタカ!!2位!!

 

そして・・

優勝は!!

もうみんなわかっている・・

山口紗也可!!

さすが!さやかっちだ!

またしても勝てなかった!

4月の東京THDCでは勝てたがやっぱりこの難波で勝ちたかった!!

 

そしてさやかっちは特別賞もGETで賞金も!

 

 

もちろん・・・

マスターシローも・・・

優秀選手賞という特別賞と賞金いただきました!

 

副賞にドライヤーまでいただきました!

ありがとうございました!!

 

特別賞同士で記念写真!!

がっぽり!!いただきました!!

 

ヨシタカは東京に続きこの難波でも大飛躍!!

さやかっちには今一歩及ばなかったがもう射程圏内だ!!

今年の急成長株間違いなし!!

グランツエッセへ来てからも結果を残してくれてマスターシローもうれしい!!

 

ほんとにこの子は強い!

話によると過去歴代優勝者の中でも女性選手が3連覇は初らしい!

かっこいいぞ!!さやかっち!リスペクトしてます!!

 

 

コンテストは結果が出ればもちろんうれしい

でも、同じ舞台で一緒に競い合った仲間というのは本当の深い友達になれます。

それには年齢や地位は関係ありません。

熟練の年配者が勝つというものでもないし、ヤングパワーだけでももちろん勝てません

 

技と感性を研ぎ澄まし、熱くまい進した者が勝ち取ることが出来る境地です。

勝つと親や子供やスタッフや仲間たちもみんな喜んでくれます。

その高みを一度味わうともっともっとうまくなりたい・・・と素直に思えてくるのです。

 

そしてその技術はお店のお客様へと反映されていくのです!

賞金も出ますよ!!(b^ー°)

 

 

最後にマスターシローの作品です。

まだまだ完璧なものではありませんがもっとうまくなりたいです

そして来年の難波大会はもっとたくさんのツワモノと戦いたいです

 

 

左がブロース  右がクラシカルドライヤーです

 

 

ブロースは競技時間30分  クラシカルは20分です。

 

 

 

また来年もこの場で集まろう!

 

おまけ

負けて悔しがってるジュンコです!( 」´0`)」

 

 

かくして2014年ジャパンヘアーフェスティバルは幕を閉じた

今年も熱戦が繰り広げられ、いい大会だった。

順当にいい成績を残したもの、思った以上に悪かったもの、そしてヨシタカのように飛躍したもの・・・

結果は人それぞれだが、一つ言える事は、やっぱりがんばった者には結果がついてくるということ

たしかに・・・がんばって練習したのに結果が出なかった!という選手もいるでしょう。

そんな人は練習方法や環境やそして自分の考えもいったんリセットしたり、素直に人の話に耳を傾ける謙虚さを持つことも必要かもしれません。

自分にあった練習方法を今一度考え直してみたり、それを指導してくれる先生たちの言葉の真意を見抜く力も大切です。

どんな先生も「あなたのためになる!」と確信して指導してくれているのだから信じていいのだが、なんでも鵜呑みに聞くのも危険があります。

謙虚に話を聞くことと、それを鵜呑みに聞くことは大きく違います。そこを間違わないように・・。

要するに・・・いろんな先生のアドバイスを真摯に受け止め、自分の中でそれらを咀嚼(そしゃく=かみくだく)し、

自分の頭で考え、そして自分のものにするということ。

技術は人それぞれ、山の頂点に立つ近道は意外なところから開けることもあるのかも・・・

 

マスターシローはまだまだ現役です!

なぜそんなに頑張るの?ってよく聞かれます・・・

職人でいる限りは腕を磨き続けていたいしスタッフに手本も見せないといけない

そして、それを通じて得る仲間がいるからでしょう

あとやっぱり仕事が好きなんです

 

コンテストをがんばる熱い理容師さん、あなたの近くにも必ずいるはずです。

理容師のカット技術は優れています。

女性の方も最近はちゃんとカットしたいときには理容店に行くって知ってますか??

一度お近くの理容店のぞいてみては???トロフィーとかあったらよりがんばってるお店ですよ!

 

 

大会レポートを最後まで見てくださった方、どうもありがとうございました!!

ぜひグランツエッセにお越しください!スタッフ一同笑顔でお出迎えします!

 

写真を提供してくれたサッシーありがとう!

グランツエッセ&マスターシローのページ

 

 

感想なんか聞けると嬉いなーinfo@glanzesse.com まで

 

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