北條純子京都大会初制覇!

小西烈(ツヨシ)基本カット準優勝!

第65回京都府理容競技大会

智也の分までやりきれ!

出場がかなわなかったトモヤの代わりに、ぜったい優勝するんだ!!

      

ツヨシは出し切れるのか?!

 

 

2012年の京都大会、グランツエッセに激動が起こった。

大会前日にトモヤが体調を崩し欠場を余儀なくされてしまったのだ。

出場するはずだったファッションブロースのウイッグは完璧に作りあげ準備は万全だった。

あとは会場でいつものようにビシッと作り上げるだけだった。

本当にコンテストに対するマジメさ、意気込みはジュンコに並ぶグランツエッセの希望の星だった。

出場が出来なく誰よりも本人が悔しかっただろう。

絶対に優勝する!!

その思いをジュンコとツヨシがトモヤの分まで成し遂げられるか?!

悔しさいっぱいの京都大会は複雑な心境で始まった。

 

 

 

2012年 (平成24年) 5月7日 右京ふれあい文化会館

 

今年の会場はおなじみの右京ふれあい文化会館

ここはいい会場なのだが競技場が舞台上なのでスポットライトの為にかなり熱い

選手もモデルさんも流れる汗を我慢しながらの戦いだ!

   
         
   

今年でもう65回の歴史ある大会です。

65年も前に始まったんですね〜すごい!

   
         
 

グランツエッセからはジュンコとツヨシがエントリー

ジュンコは昨年よりはじめたドライヤーセットの基本形
のクラシカルドライヤー部門に出場。

この部門は昔から変らない男性のヘアスタイルの基本
となる形でどの理容師もはじめは学ぶ形です。

ツヨシは新人王的部門のジュニア(基本カット)部門にエントリー

40分の間にカットとセットをし、理容師の基本であるミディアムカット
というスタイルに仕上げる。

昨年はグランツエッセのトモヤ、その前の年はこれまたグランツエッセ
のジュンコがチャンピオンとなり、3年連続新人王がグランツエッセから
生まれるかの大役だ!

   
         
 

ただ、いるはずのトモヤがいない・・・。

でるはずだったブロース部門の準備は完璧にしててあとは舞台の上で
完璧な作品を作るだけだったのに・・・

グランツエッセの名コンビだったジュンコは明るく振舞おうとしてもやっぱり
いつもの顔がないので寂しい・・・。

   
   

そう思うと悔しさとやるせなさで・・・

   
 

みんなが励ましてくれる。

本当に仲がよかっただけに一緒に舞台に立てないことが悔しい。

     
   

早く元気になってください。

   
  選手控え室では・・・      
   

競技前の注意事項や説明が委員からされ、否が応でも緊張感はたかまる。

   
 

ジュンコとツヨシ

もう戦いが始まっている。

     
 

モデル審査室

これから髪の毛を濡らしたり、部門によっては2センチほど部分的にカットされる
のでクロスをかけている。

これは公平を期するために行われる。

あまりにも目に余る仕込み(競技前にやりやすいようにブローしておくこと)は
しっかり濡らされる。
もちろん選手はそれを承知のうえだ。

それでも少しでも髪の毛にその仕上がりの形を覚えさせたいので仕込むのだ。

ブローの仕込みをしっかりする事は卑怯でもなんでもない。

競技前になすべきことなのだ。仕込みをまったくしない・・・ということの方が疑問が残る。

   
 

さて、いよいよ選手が会場へ入場だ。

テンションがあがる瞬間だ!!みんながんばれ!!

     
         
   

会場には入賞者が手にするトロフィーが・・・。

   
 

グランツエッセスタッフの御両親も兵庫と高知から観戦に来てくれました。

こんなときの親のその気持ちってやっぱり子供としては嬉しいもんです。

   
         
   

御両親に勇姿を見せるのだ・・・

相棒がいなく、さびしそうなジュンコ

   
  開会式      
 

選手代表、右京支部の野村君の選手宣誓

粛々と開会式が進み・・・終わる。

   
         
 

さて、いよいよ選手が競技に向かう時間です。

どの選手も緊張感と武者震いが入り乱れています。

     
         
   

まず最初の競技はグランツエッセスタッフのツヨシの基本カット(ジュニア)部門です。

同時にレディースウイッグカテゴリー部門も行われます。

   
  競技開始!!      
         
 

ツヨシ、40分の戦いです。

もちろんモデルさんも同じです!

   
         
 

ツヨシのやっている競技 ジュニア部門(ミディアムカット)はカット覚えはじめの理容師なら誰もが必ずはじめにするスタイルです。

7:3分けでピッチリ作りあげる地味なスタイルですが理容技術の基本技術の大事なものがギュッと凝縮されていてとても大事な仕事です。

 
         
 

どんな仕事も基本が大事なのは当然

じゃ、その基本って何??って疑問が起こるのも無理はありません

一言で言えば「切りたいアウトラインにしっかりきれいに切れて、きれいに量調節が出来る技術」

ということです。

なんとなくそうなったんでなく、自分がほしい長さ、ほしい毛量にきちんと切れるか?ということです。

     
         
 

そう聞くと当たり前のように思いますが、そんな当たり前に聞こえるよ
うな事が出来ないと、このミディアムカットはきれいには出来ません。

それだけ精度が求められるごまかしのきかない部門という事です。

きれいにアウトラインが切れて的確な量調節が出来ていないと、セットし
ても絶対にきれいな毛流れや面が表現できません。

面を出すスタイルはそんな意味でも技術向上のトレーニングには欠かせないのです。

         
 

こちらはレディースウイッグ

カット技術にあわせデザイン性やセンスも求められる。

難しい部門だ。

     
         
   

選手はこの日の為に何日も前からウイッグを作る

本番に切る長さを残しあらかじめ切ったり、カラーを
入れたりウイッグ作りから競技は始まっているのだ。

競技に年齢制限はない。

挑戦したい者には常に門は開かれている!

技術を競う者に年は関係ないのだ。

   
         
 

自分の技術がどれだけの位置あるのか?自分のセンスは
どこまで人に認められるのか?

お客様に対する仕事なだけに、そんな人の評価を無視はできない。

たくさんの人に認められてこそ、お店も商売になるのだから・・。

     
         
   

人に技術がうまい!と褒めてもらえるのは職人冥利につきるというものです。

そのためにも自己満足にならない心構えが必要なのかもしれません。

 
         
 

時間は刻一刻と過ぎていく。

競技時間40分だが、カット時間25分セット時間15分なのだ。

無駄に出来る時間は1秒たりともないぞ!!

   
   

このジュニア基本カット部門で大事なことに、しっかり腰を落として刈るというのがあります。

出来るだけ目線を下げて切るという事です。

とくに後ろの襟元のカットは「ぼかし」といって突っ立った状態でいい仕事は出来ません。

   
 

モデルさんの耳に白い物がありますが脱脂綿を
丸めてあらかじめ入れてあるのです。

仕上がり審査のとき大事なことに衛生点というのがあります。

刈った毛が耳や襟に残っているのは減点の対象です。

少しでも短時間に刈った毛を取り除くために
せめて耳の中に入らないようにする配慮です。

     
         
   

一生懸命の姿はみんなかっこいいです

   
         
 

ツヨシは御両親に勇姿を見てもらえて幸せですね。

     
         
 

残り15分!セットに入ります。

カットがキッチリ出来てるか否かでセットのしやすさが格段に違います。

それは言い換えればサロンでカットをしたあと、お客様が自分でまとめやすい・・

ということですね!

 
         
 

応援してるマスターシローとジュンコに

平井君のかっわいい〜〜しほちゃんが乱入〜

メッチャ愛想良く客商売むき!!

     
         
 

梳きに入りました!!残り5分には梳きつけに入りたい

梳きつけは最終仕上げ工程なのでもちろん細心の注意が必要。

大切に大切に丁寧に丁寧に・・・でも手際よく無駄なくすること。

     
   

でももちろんカットセットがうまくいってないと
梳きつけだけできれいにはならない!

カット・ブロー・梳きがうまくかみ合わないと不自然になる。

   
  競技終了!!      
 

仕上げたら手を挙げて椅子番号を言う

自分の思うものが出来たかな??

     
 

審査タイム

     
 

モデルさんの戦いの時間です!

約30分審査される間じっとしていなければいけません。

ただ、じっとしてるだけでなく完成した作品(頭)がよく見えるように座ってもらうことも大事です。

ポイントは

◎背筋を伸ばし背もたれには出来るだけもたれない気持ちで。(もたれると猫背になりやすい)

◎襟のぼかしがきれいに見えるようにあごを引いて襟首をしっかり伸ばす

◎胸を張り足は開きめに男らしく。腕も少し張り気味にいさましく・・

◎あまり襟の堅く高いカッターシャツはぼかし部分がかくれてしまったりするので注意

◎目はしっかり前を見て眼光鋭い方がイキイキ見える。

選手は作品が少しでもよく見えるような首の角度を指示するとよい 

     
         
 

選手は自分の作品の評価が気になります。

でも審査委員はもちろん公平な眼で見ます!

審査されている後ろでは次の部門の開始時間が迫った!

   
         
 

ツヨシのモデルの三野さん

マスターシローの昔からの専属モデルさん。

マスターシローはもちろん、歴代のグランツエッセスタッフは
みんな練習させてもらいました。

ある意味コンテストのことは選手より詳しい。

     
         
 

壇上はスポットライトの為にかなり熱い

汗が噴出しているモデルさんも・・・

仕上がりが甘いと汗をかいたら崩れていきます。汗対策も選手の責任です。

   
         
 

ツヨシは少し浮かぬ顔・・・

ヨシ!って仕上がりではなかったようです。

     
       
 

レディースウイッグ部門の作品

カラーが大切なポイントのひとつになりますから
みんな気合入っています!

   
 

あとは大切なデザインとそのデザインを実際に表現できる技術力です。

     
 

この部門もやっぱり基本のカット技術が良し悪しを左右します。

   
       
 

競技スペースでは、1部、2部、3部の全国大会種目がはじまりました。

この3部門はすべて人間モデルで行い上位選手は近畿大会へ駒を進めます!

     
         
 

第1部門はクラシカルカットファッションカテゴリー

最近はかなりカラフルな色使いになってきました。

   
 

2部はレディースカットモードカテゴリー

女性を使った斬新なデザインが求められる

     
   

3部(右のモデル)はニューヘアーのプライズというスタイル

規定がありその理解度も試される。

   
 

どの部門も近畿大会、全国大会へむけ若い力が求められている。

もっともっと若者は挑戦し競い合って力をつけてほしいもんだ

左側には昨年3部チャンピオンの浦辻選手だ

     
         
   

3部は競技終了!できはどうかな・・・

手前は1部の作品

   
         
 

手前でやっている1部もそろそろタイムだ!

写真は昨年1部チャンピオンの野村選手だ

     
   

2月に行われたアジアカップチャンピオンの清水選手も完成が近い

   
 

この1部はデザインも自由なのでデザインセンスも試される

     
         
   

お!いい感じになってきた!!

   
         
 

競技終了!!

     
       
   

レディースのモデル

昨年2部チャンピオン江本さんの作品

   
         
 

審査時のポーズも大切だ!

作品が少しでもよく見えるようにモデルも一生懸命です。

     
         
         
   

モデルさんも大変なのです。

   
         
 

衣装ももちろん選手もちです。

いろいろお金はかかりますがそれを承知で出てくる選手はみんなストイックでカッコイイのです。

   
         
 

審査委員も厳正に評価します。

審査ポイントは

◎効果的なカットとカラーがなされてるか?

◎髪にツヤがありバランスのよい完成度になっているか?

◎モデルの顔にあったデザインシルエットであるか?

◎規定競技はちゃんとそれが理解されているか・・?

などなど見る項目は多い

かなりアグレッシブに目立ったレディース作品

何度も京都代表で全国大会出場経験をもつ井上選手の作品だ

 
         
 

昨年チャンピオンの江本さん作品

腕をあげたね!

デザインも凝っている!

こうも髪の毛を動かすのはなかなかの技術力が必要だ!

   
         
 

昨年3部チャンピオンの浦辻選手の作品

全国でも入賞経験を持つ実力者だ

昨年も1部チャンピオンの野村選手の作品

若手実力派の力強い作品だ

   
         
   

審査はすすむ・・

   
       
  ここでツヨシの作品が審査とカメラ撮影を終えて戻ってきた    
 

それなりにまとまっているがカット不足とセニン
グ(髪をすくこと)不足で重たくシルエットが崩れてしまった。

     
   

右クラウン(後頭上部)が膨らんでしまった。

   
 

こちら方向のシルエットはまだましだ。

     
   

刈り上げラインも少し低かった。

ちょっと思い切りが足りなかったか・・・。

   
 

でも、それなりにまとめられたのはよかった。

でも、ダントツ優勝はむずかしいか・・?

やはり誰も寄せ付けないくらいの完成度がほしい!

     
         
 

さて、壇上では次の部門がはじまります。

   
 

グランツエッセ・チーフのジュンコ登場だ!

クラシカルドライヤー部門に出場。

クラシカルドライヤー部門のほかにワインディング(パーマのロット巻)部門と
トモヤが出るはずだったファッションブロース部門が同時に行われる。

出場がかなわなかったトモヤ・・・さぞ無念だったろう。

   
   

ついついトモヤの姿を探してしまうジュンコ・・・

グランツエッセでは名コンビだったから仕方がないが・・・

トモヤの分まで頑張れ!

   
         
 

この部門はセット競技でカットはしないがクラシカル
ラインという全世界共通の男性の基本形を作り上げる。

基本からのしっかりしたブローテクニックが要求される。

20分の間にいかに完成度の高い作品を作れるか
が勝負だ。

     
         
   

クラシカルのような基本競技は根強い人気のある部門だ。

人気があるのに競技種目としてはなくなりつつある・・残念だ

   
 

モデル審査では公平を期するためにしっかりと濡らされたようだ。

中途半端に乾いていないか心配だ・・・。

精神統一するジュンコ

     
       
         
  競技開始!!      
   

いっせいにドライヤーのスイッチがONに!!

数え切れないほどトレーニングしてきた成果を出せ!!

体が覚えているぞ!!

   
 

基本形なので同じ形を作るはずなのだが、ドライヤーのあて方や解釈の違いで
微妙に個性が出てくるのも面白いところだ。

完成度を高める喜びがわかり易く、やりがいのある部門だ。

     
   

ただのオールバックスタイルのようにも思えるだろうが、
丸い頭にラウンドスクエアという丸みを帯びた四角を
いかにきれいに表現できるか・・・というもので難易度は高いのだ。

   
 

特に大事な点は正面からのシルエットやフロントのツヤ感、
なめらかで上品な全体のフォルムや
サイドから見た時のクラシカルラインのシルエットに
無理やりさのない髪の流れ方や張りツヤ・・・

大事な点は多い。

     
   

この部門でも大事なのは腰をしっかり落として、できるだけ目線の
高さで形を確認しながらあてられるか・・・など

   
         
 

途中、形の観測も大事。

一歩さがってしっかり腰を下げる余裕はほしい。

横から覗き込んでも正確にはわからない。

     
 

クラシカルをあてる上で大事な点

その1 根元の起こし

ボンバージュセットでは基本中の基本なのがこの根元の起こし。

どんなスタイルでもいかに根元をほしい方向にしっかり起こせているか?

というのがもっとも大事な点だ!

根元がダレていては絶対に張りのあるセットが出来ない。

   
  クラシカルをあてる上で大事な点

その2 中間の高さ設定を的確に・・・

丸い頭にスクエアラウンドの形を作っていくのだから当然低く作
るところとしっかり膨らませるところがでてくる。

その高さ設定が的確にでき、ドライヤーであてられるかがポイントだ。

無駄なドライヤーワークからオーバードライになり、より形がつか
ない・・・ということはよくあることだ。

大事なことは、髪はドライヤーをあてすぎてもいい効果は
出ないということだ

   
       
 

クラシカルをあてる上で大事な点

その3 毛先の処理

面をしっかり出す事が要求されるこの部門は毛先の処理が最高ランクの大事さである。

根元・中間はもちろん大事だが最後の毛先の処理が甘いだけで、もうきれいに見えないのである。

せっかくいい形が出せても面がきれいでなければやっぱり勝てないのである。

そのためにも大事なのはブラシでの梳きつけ。

ドライヤーをあてながらしっかりと毛先まで梳きながら細心の注意でしっかり先の先までブローし、毛先を丸めないことだ。

当たり前と思うかもしれないが・・・意外と先までしっかりあてられていない人は多い

   
       
 

ラシカルをあてる上で大事な点

その4 観測

ほしい高さになっているか、ツヤはそろっているか・・・

横から覗き込んでも正確にはわかりにくいもの。

ちゃんと正対ししっかり腰を下げて目の高さでみよう。

   
 

クラシカルをあてる上で大事な点

その5 梳きつけとミストワーク

せっかくいい作品を作っても梳きつけが悪いとなんにもならない・・・

髪の流れと流れをいかにきれいに溶け込ませるか?大事な点だ。

常にきれいにしておくなど使うクシにも注意を払いたい。

あとはその梳きつけをしっかりキープするためにミストワークも大事。

3回くらいに分けてつけたほうがいい。

一度にたくさんつけると割れや面のきれいさが損なわれる事にも・・・

     
   

クラシカルをあてる上で大事な点

その6 完成度の高いウイッグを作る

もちろんの事だがこの部門はドライヤーセット部門で、
カットは事前にやっておいていいもの・・

それならできるだけ時間をかけて少しでもあてやすいいいウ
イッグを作る事は大事。

いかに事前にいい状態にできるか?競技はウイッグ作り
から始まっているのだ!

   
 

クラシカルをあてる上で大事な点

その7 目を肥やす

いい作品をたくさん見ることはとても大事

一言でクラシカルといってもかなり形の解釈はさまざま・・

たくさんの作品を見て自分がいいと思う形を研究したり
人の評価を聞いたり、あこがれる作品をまねてみたりする。

なんでもしっかり見る!見て盗む!ということは大事。

   
 

クラシカルをあてる上で大事な点

その8 練習

いくら手先が器用な人でも練習しないで勝てる人はいない

また手先が不器用でも練習を重ねると必ずうまくなる!

ただ、その人に合わせた効果的な練習法をとってるか・・・というのは大きな点です。

がむしゃらにやるのもいいがやっぱり昔から言われてるようにまずはうまい人のあて方をまねてみよう。

できればビデオにでも撮って覚えるくらいまで見まくって、あとはどう何をまねたらいいのか考えることも大事。

   
 

クラシカルをあてる上で大事な点

その9 気持ち

何のためにそれを練習しているのか?

何のためにうまくなりたいのか?

しっかりした自分の気持ちや目標を明確にして進むべき。

どうなりたいか?って自分に問いてみよう。

     
   

クラシカルをあてる上で大事な点

その10 学ぶ意味

営業でクラシカルバックをそのままお客様にす
ることはそうないだろう。

やっぱりコンテストのためだけのもの??

いや、やっぱりそれは違う。

自己満足になっていきがちな日々の仕事の合間に
基礎練習を入れてみると以外に気づかされる事
ってあるんですよ。

知らず知らずのうちに変なクセってついてきますが
クラシカルはそんなときの軌道修正の指標になります。

以上

   
 

ジュンコも梳きつけ仕上げに近づいてきました。

一番入魂するところです!

松居選手 気合入ってます!!

いい汗かいてます!!

   
         
 

嶋田選手 いい目してます!

みんな頑張れ!!

   
         
 

中山選手 トモヤと同郷の福井出身!頑張ってる選手だ!

この松居選手は若手で頭角を現してきた有望選手!

   
         
   

ファッションブロースの奥選手 トモヤを戦わせたかった!

   
 

最終チェックまで余念がない!

うまく作ったウイッグだ!!

     
  競技終了!!      
 

ジュンコのドヤ顔・・・

最後まで勇ましくやりきりました!!

     
 

なかなかできは良さそうだぞ!!

   
 

他の選手も思うものができたかな??

   
   

ファッションブロースの作品

基本ブロース(角刈)の実力とフロントのデザイン性が評価される!

   
 

ジュンコのクラシカル なかなかいい感じだぞ!!

ワインディングの作品も並ぶ。きれいに巻けているゾ。

     
         
   

一緒に出たかったトモヤがいないので寂しげ・・

   
         
 

審査がすすむ

クラシカルは一見みんな同じように見えるけど近くで見たら違いがよ〜くわかります。

完璧な作品はなかなかできないけど、いかに完成度を上げられるかの勝負です!

結構ロマンあります!

   
         
 

審査委員の先生方もかなりの重労働なのです。

ひとつひとつ腰を下げて目線で形を見なければいけませんから、

1回の審査で数十回はスクワットをします。

 
         
 

審査の行方も心配だが、やっぱり浮かない・・・

     
         
   

思い出すと悔しさが・・・

   
         
 

ジュンコの作品

斜め45度のこの角度からのシルエットは大事

フロントとクラウン(後頭上部)のバランスを見られます。

     
   

後ろからのシルエットや毛流れがいかにきれいな

クラシカルラインか・・・

   
 

天頂をまったいらにしなければいけない。

その平からサイドの丸みにつながっていくところが難しい

     
   

もちろん面のツヤも大事

毛先の処理が悪いとツヤがだんだんぼやけてくる

   
         
 

ジュンこの作品はいろんな先生から高評価をいただいた。

   
         
         
         
 

松居選手の作品 

ジュンコの作品と最後まで競り合っていた。

力のある選手だ!うまいぞ!

     
         
 

競技が終わりロビーではホッとした選手たちがいろんな先生に意見を求める

素直に聞ける気持ちが次につながる

     
         
   

ジュンコもお疲れ様

   
  すべての競技が終わり・・

会場では理容師メッセージ大会が行われている。

   
 

2名の先生が熱い思いを語る

もっと若者にも出てほしいね。

   
 

森川先生 

山崎先生

   
       
         
  そしていよいよ

表彰式と閉会式が・・・

     
         
 

緊張の瞬間・・

   
         
 

まずはメッセージ大会の表彰から・・

     
   

おめでとうございます!!若者は見習わなければ・・・

 
         
 

                    

                         一番若い子の部門。将来が楽しみです!

 
         
   

いい作品だった!!

 
  そしてジュンコのクラシカルドライヤー部門の発表

敢闘賞3名がまず呼ばれるが・・・・

     
 

ジュンコは敢闘賞には入っていない・・・

ここで入ってもらっても困るのだ!

一番最後に呼んでほしい。

     
 

3位・・・後藤選手・・・

まだまだ・・・

 
 

準優勝・・・・

松居選手!!

来たか!!

     
 

優勝は・・・・

「伏見支部! 北條純子!!」

 
         
 

やった!京都大会で初のクラシカル優勝!

昨年は5位だったからたいしたもんだ!!

先月、技友会という大会でも優勝し確実に腕をあげている!

     
         
 

クラシカル2年目にしての優勝は見事だ!!

     
         
 

御両親も来てるので、いいプレゼントになったね!!

 

誇らしいよきっと・・・・

 
         
 

ジュンコのお父さんも娘の勇姿をしっかり写す。

 

さっそうと壇上へ!

女性理容師の実力を見せた!!カッコイイ!!

 
         
 

おめでとう!!よくやった!!

きっとトモヤも喜ぶぞ!!

     
         
                  

                                                   順調に一歩一歩階段を上がっています!

                                                     来年はまた次の部門に挑戦だ!!

                                                       まっだまだうまい選手はいっぱいいるから!!

 
         
         
 

たくさんの男性を跳ね除けジュンコは優勝を果たした!!

クラシカルに終わりはない。

今回は勝てたがクラシカル自慢の猛者はまだまだいる!

違う部門に移ってもクラシカルは常々練磨しいろんな大会で

もっともっと勝ち星挙げろ!!

     
       
  次はツヨシの基本カットジュニア部門の発表      
       
 

敢闘賞3名には呼ばれなかった・・・

上位3名に入ったか・・・それとも 圏外か・・・

「第3位!所選手!」

「そして・・・準優勝!!・・・」

     
  「小西ツヨシ!!!」

あ〜〜〜〜

 

モデルさんと一緒に落胆の声・・・

あ〜〜〜

 
 

負けた・・・

1番は取れなかった。

     
         
     

昨年のトモヤ優勝

一昨年のジュンコの優勝

ここ2年続けてグランツエッセからこの部門の優勝を飾ってきただけに・・・

惜しい・・。

 
         
 

この部門は免許取得後3年目までの選手しか出られな
い、言わば新人王的部門・・・。

はじめはみんなこの部門の優勝を狙うのだ。

 

ツヨシ今一歩及ばず・・・。

無念!

 
         
 

といっても2位に入れたことはよかった。

この悔しさを次につなげろ!

     
         
 

高知から観戦にこられた御両親

息子に送る拍手にも力がこもる

 

次は負けるな!!!がんばれ!!

 
         
                 

                                             クラシカルでジュンコと張り合った松居選手が優勝! やるな〜〜!

 
         
 

ツヨシ 悔しさが顔に出ています。

     
  そしてほかの部門も表彰が・・・      
   

ここも女性が優勝!

優秀な女性は理容業界のタカラです!!

 
         
   

全国種目の3部。チャンピオンは昨年同様 浦辻選手!

さすが!!

 
         
   

全国種目の2部。 チャンピオン返り咲き!井上選手!

おめでとう!!

 
         
   

全国種目の1部。 チャンピオンはやっぱり野村選手でした!

やっぱね!

 
         
 

全表彰がおわった。

2012年の京都大会も無事に閉会式を終えた・・・

全国種目の部門は7月にある近畿大会へ駒を進める!

今年の近畿大会は京都で開催される。

7月9日 伏見のパルスプラザで盛大に開催!!

入場無料!!

きてね!!

マスターシローはお手伝い係でうろうろしています。

見つけたら声かけてね!

     
    ホッとしたらなんだか寂しくなってきたジュンコ・・・  
       
         
 

やっぱりトモヤがいないのが変な感じ・・・

 

・・・・

 
         
 

でもよくやった!

優勝報告しよう!!

 

さ、みんなで記念写真撮るぞ!!(マスターシロー)

 
         
       
         
     

お疲れ様!

家族がねぎらう。

 
         
 

ツヨシも御両親と記念写真。

遠くからわざわざありがとうございました!

これからも御協力お願いします!!

     
         
     

ジュンコの御両親も誇らしげ・・

でも、まだまだこれからですよ!

 
         
 

グランツエッセのチーフジュンコはこれからも突っ走ります!!

これからの目標は、おしとやかにかわいく、でも仕事は誰にも負けず!です!

     
     

グランツエッセスタッフ・ツヨシはこれから開花します!

乞う御期待!!

 
         
 

また・・・

ぼんやり・・・

     
         
     

ツヨシの御両親はみんなに頭を下げられ、息子の事をよろしく・・・と言われました。

これこそ子供を思う親の姿。

息子に立派になってほしい・・・その熱い思いをツヨシは成し遂げなければならない!

頑張れ!!

 
         
 

グランツエッセスタッフOBのサトシも祝福に・・!

京都北区で立派にヘアーサロン営業中!

ホームページ作成中とか・・・

 
         
     

歴代スタッフの活躍もレポートがあります!

是非見てね!

 
         
         
 

なにはともあれジュンコ!優勝おめでとう!!

次の部門でも北條純子の名前を轟かせ!!

 
         
       
         
 

さて、会場をあとにした一行はグランツエッセへ戻り反省会

どこが悪かったのか、どうしたらよかったのか・・・

これが大事な時間なんですね!

 
         
 

「な!このへんが重いからきれいにつながらんのやで〜」とかね。

     
         
     

しっかり見て盗めよ〜!!

 
         
       
         
       
         
       
         
       
       

マスターシローも育てがいのあるこのスタッフたちを心から愛しています。

時には厳しくもするけど人を育てる喜びはなにものにも変えがたい充実感があります。

一生懸命ついてくるスタッフたちをこれからも全身全霊育てます!

 

あなたもグランツエッセで一緒に腕を磨いてみないか!

あとがき

レポートページ最後までご覧いただきありがとうございました。

コンテストを頑張る姿っていいもんでしょ・・・

お金のためじゃない純粋な職人の腕比べ、そこには買うことのできない

やりがいと充実感があります!そんな仕事ができる僕らは幸せですね。

あなたの近くのサロンにもトロフィーなどが飾ってあるお店ないですか?

もしそんなお店があればそこは技術向上に努力を惜しまないお店です。

髪の悩みとか相談してみるといいかもね・・(*´∇`)o。

また、お近くの方は是非グランツエッセにもお立ち寄りください!

心より御来店お待ちしております。

                     代表 村瀬史朗

                                                 

 

応援メールや感想ください〜!・・・・ info@glanzesse.com  まで

 

 

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